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アピス在庫管理導入講座 第6回|在庫管理システム導入の正しい手順|準備から稼働までの流れを整理

失敗しないためのアピス在庫管理導入講座 第15回 全体目次

在庫管理システムを入れる前に知っておいてほしい
「やってはいけない順番」と「失敗しない進め方」

本講座では、
アピス在庫管理システムでの実際の導入経験をベースに、
中小規模の現場でも無理なく進められる考え方を整理しています。

在庫管理システムの導入は、
「システムを入れればすぐ楽になる」というものではありません。

実際に失敗してしまうケースの多くは、
システムの性能や操作性が原因ではなく、進め方の順番に問題があります。

この講座では、
在庫管理システム導入を
準備 → 設定 → 稼働
という3つのフェーズに分けて整理し、

  • 今、自分たちはどこにいるのか
  • 次に何をすればいいのか

が分かる状態を作ることを目的にします。

操作方法の話はまだしません。
まずは「正しい進め方」を一緒に確認していきましょう。


目次

H2-1|在庫管理システム導入は「3つのフェーズ」で考える

在庫管理システム導入は、
一気に完成させるものではありません。

大きく分けると、次の3つのフェーズがあります。


H3-1|フェーズ① 導入前の準備(考えるフェーズ)

最初のフェーズは、
システムを触る前の準備段階です。

ここで行うのは、

  • SKU(在庫の数え方)の整理
  • 棚番の考え方の整理
  • 運用ルールの最低限の決定
  • 現場との目的共有

といった「考える作業」です。

この準備フェーズが、
導入の成否の大半を決めると言っても過言ではありません。


H3-2|フェーズ② 初期設定(仕組みを作るフェーズ)

次に行うのが初期設定です。

  • 商品マスターの登録
  • SKUの反映
  • ロット・使用期限の設定
  • 棚番の登録

ここでは、
準備フェーズで考えた内容を
システムに落とし込む作業を行います。

考えが整理されていれば、
この作業はそれほど難しくありません。


H3-3|フェーズ③ 稼働・調整(慣らすフェーズ)

最後が、実際に使い始めるフェーズです。

  • 入出庫を回す
  • 棚卸や確認作業を行う
  • 使いながらルールを微調整する

重要なのは、
いきなりこのフェーズから始めないことです。

準備や設定を飛ばして稼働させると、
あとから必ず混乱が起きます。


H2-2|在庫管理のスタート地点は「在庫を揃えること」

在庫管理システムを使い始める前に、
必ず意識しておきたいことがあります。

それは、
在庫の状態を一度揃えることです。


H3-1|なぜ「在庫の整理」が必要なのか

在庫管理システムは、
登録されたデータを前提に動きます。

もし、

  • 在庫数がズレたまま
  • 商品の定義が曖昧なまま

スタートしてしまうと、
そのズレを引きずったまま運用することになります。

まずは
「今、どれだけあるのか」
「何を管理するのか」
を把握することが大切です。


H3-2|在庫を揃える方法は1つではない

在庫を揃える方法は、会社ごとに違って構いません。

例えば、

  • 全数棚卸から始める方法
  • Excelなど既存データを整理して取り込む方法
  • 一度データを洗い出し、段階的に棚卸を行う方法

など、複数の選択肢があります。

すでにExcelで管理している場合は、
そのデータを整理してCSVで取り込む形でも問題ありません。

無理のないスタート方法を選ぶことが大切です。

CSV移行で在庫を揃える例 (アピス在庫管理システム)

すでにExcel管理しているなら、CSVエクスポート/インポート対応システムを選べば即スタートできます。

アピス在庫管理のように商品マスターを一括取り込み、在庫一覧で現状把握→棚卸で基準点調整が可能です。

– **Excel連携**: CSVでデータ即移行
– **棚卸簡単**: 全数or段階的選択可
– **スマホ対応**:
バーコードで現場入力 無理なく「揃える」第一歩になります。

アピス在庫管理システム機能概要


H3-3|最終的には棚卸が「基準点」になる

在庫管理の業務上、
どこかのタイミングで棚卸は必ず行います。

  • 最初にやるか
  • 運用しながらやるか

の違いはありますが、
棚卸が在庫管理の基準点になることは共通です。

自社の体制に合った進め方を選びましょう。


H2-3|次にやるのは「ロット・使用期限」を正しく紐づけること

在庫を揃えた後に考えたいのが、
ロット管理・使用期限管理です。


H3-1|ロット管理は特別な会社だけの話ではない

ロット管理は、
製造業だけの話ではありません。

例えば、

  • 消耗品
  • レンタル品
  • 使用期限のある商品

を扱っている場合、
ロット管理は日常業務に直結します。


H3-2|ロット管理を後回しにすると起きる問題

ロット管理を後回しにすると、

  • 在庫数は合っているのに使えない
  • 期限切れリスクが見えない
  • 現場判断に頼る運用になる

といった問題が起きやすくなります。

在庫が揃っているからこそ、
ロット・使用期限管理が効果を発揮します。


H2-4|稼働初期は「完璧」を目指さない

システムを使い始めた直後は、
うまくいかないことがあって当たり前です。


H3-1|最初の1か月は慣れる期間

  • 入力ミスが出る
  • 手順に戸惑う
  • 想定外のケースが出る

これは失敗ではありません。

慣れるための期間です。


H3-2|見るべきは数字より「流れ」

最初から
「在庫が完全に合っているか」
を見る必要はありません。

  • 入出庫が回っているか
  • 作業が止まっていないか

といった流れを見ることが重要です。


H2-5|この順番で進めれば、在庫管理は必ず定着する

在庫管理システム導入で大切なのは、
特別なノウハウではありません。

  • 考えてから入れる
  • 揃えてから動かす
  • 動かしながら整える

この順番を守るだけです。

在庫管理システムは、
特別な会社だけが使えるものではありません

正しい段取りで進めれば、
誰でも定着させることができます。

次は、第7回|SKU・JAN・商品コードはどう設計する?在庫管理で混乱しないための考え方  に入りましょう。


まとめ

在庫管理システム導入は、
システム選びよりも進め方が重要です。

  • 準備 → 設定 → 稼働
  • 始め方は選べる
  • ただし考え方は共通

この流れを意識することで、
導入の失敗は大きく減らせます。


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